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濃厚でなめらかな
チーズソースを、
もっちりとしたチーズ生地で
『ギュッ』と包み込んだ新感覚チーズボール
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カマンベール
チーズパウダーを
原料チーズ分中
4.1%以上配合。 -
ゴルゴンゾーラ
チーズパウダーを
原料チーズ分中
4.1%以上配合。
なんとも言えない食感は、
“パンケーキ以上ゆで卵未満の
まとまりやすさで、
ぶどうより柔らかく
シュークリームより硬いが、
そんなにくっつく感じは
ない食感”だった。
“なんとも言えない食感”を解明するにあたってQBBにある機器を使用して行われた実験では、もっちり食感を検証するための要素である「凝集性」「一定の歪み率における荷重」「付着性」の三つの観点で検証が行われました。よりイメージをつけやすくするために“もっちり食感”でイメージした、パンケーキ・ぶどう・ゆで卵・シュークリームを比較対象とし、それぞれの数値を測定しました。
その結果、まとまりやすさを測る「凝集性」おいてはパンケーキ以上ゆで卵未満、硬さを測る「一定の歪み率における荷重」においては、シュークリーム以上ぶどう未満、くっつきやすさを測る「付着性」においては計測した物質の中で最も低い数値となりました。
業界初の商品「包み」はどのようにして生まれたのか。製品開発担当者にインタビューを行い、開発にかけた想いやプロセスを聞き出し、商品の魅力に迫ります。
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製品開発部 上村亮太
※撮影時のみ、マスクを外しています目指したのは
「チーズの大福」でした!!-
商品を開発するキッカケは?
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チーズで大福を作りたかったんです(笑)
大福って一見ただの丸餅なのに、噛んだ瞬間に突如、餡があふれ出てくる。その瞬間、一気に口が幸福になると思うんです。その美味しさをチーズで再現したいと、開発を始めました。
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チーズ業界初!新商品の
秘密は「2層の食感」-
開発は順調でしたか?
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全然!!和菓子と同様「包餡」技術を活用するのに、「外側と内側の食感に差をつける」のが、とてつもなく難しかった。質感の違うチーズを2層にすると、時間がたつにつれ水分が移ってしまいます。社内では風味が違うだけでもいいんじゃないか?という意見もありましたが、僕は大福と同じ感動を生み出すには「1口で2つの食感」が必要だと思っていたので、何百回と試作を重ね、やっと納得のいく食感が生まれました。
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ナチュラルチーズより
食べやすい
「本物の味わい」を再現-
この2フレーバーを選んだ
理由はなんですか? -
「大福」からインスピレーションを受けて思い浮かんだのは、カマンベールです。外はモッチリ・中はとろ~りが似ているなと。あとは、大福って餡と餅の味や食感のギャップが美味しさの秘訣だと思った中で、中身はパンチのあるチーズが良いと思い、もう一つの味はゴルゴンゾーラを選びました。
でも、カマンベールとゴルゴンゾーラって、味や匂いにクセがあって苦手という人も多いので、敬遠されるのでは・・・という心配の声もあがりました。そこはプロセスチーズメーカーとして培ってきた技術を活かし、ナチュラルチーズの本来の美味しさは残しつつ、誰もが食べやすいと思える商品にすることで、チーズの美味しさを伝えたい!という開発者としても思いもあり、この2フレーバーに決めました。
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日常の「ひととき」の
口福になってほしい-
最後に開発者として
メッセージをお願いします! -
この商品を作りながら思い浮かべていたのは「何気なく冷蔵庫にあって、なんとなく食べて、口に入れた瞬間に「おっ!なんか今、ちょっとだけ幸せ」っていうシーンです。忙しく過ごす日常の延長や、ちょっとだけ気を抜きたい時間に、この商品を食べて欲しいと思います。
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